Georgism

中央区に住むロースクール生です。勉強と息抜きの葛藤を書いていきます!ジオイズムとはなんの関係もありません。

今週のお店 #3件目 秀苑天

こんばんは

 

今回は男3人でのみに行くことになったので、いつもよりハード目のお店です!

 

今日紹介するお店は新橋にある焼肉屋さんの秀苑天さんです。

 

このお店は宮崎牛を一頭買いしているのが特徴で、

お店曰く、東京で宮崎牛を本当の一頭買いで食べられるのはこのお店だけなのだそう

 

「一頭買い」とは、通常お肉を仕入れる際は部位ごとに仕入れるのですが、

牛を一頭丸ごと購入して提供するのが一頭買いです。

って、そのままじゃんと思われると思うんですけど、一頭買いにはちゃんとメリットがあるんです。

 

通常部位ごとに仕入れる場合、人気な部位や希少な部位はどんどん売れるのですが、

あまり知られていなかったり、そこまで人気のない部位は在庫として余ってしまうという問題がありました。

 

それに対し、一頭買いの場合、在庫に偏りなく売れるため、食品のロスの観点や、お肉屋さんのコストや在庫リスクを減らせるというメリットがあります。

 

また、お店にとっても、育て方やエサの指定ができるため、品質を追求することができるというベネフィットがあるんです。

 

消費者にとっては、一頭買いのお店は、お店の人が牛肉のプロなので、しっかりとしたサービスを受けられるという、お店選びのポイントになります。

 

確かに、一頭買いのお店は人気のない部位も売らなきゃいけない一方で、人気の部位は売り切れになってしまうというデメリットもあり、言葉のインパクトだけだろ!ってゆー反論はあるでしょう。

 

これもまた事実で、お肉は生ものなので鮮度が命なんですね。だから売り切らなくちゃ!ってなるわけです。

 

けど、そんなのお店側の事情で、消費者が気にすることではないですね笑

 

ついでに言っておくと、この在庫リスクというのは本当に一頭買いしているかどうかを見分けることができるポイントになるのです。

「一頭買い」を謳ったお店は世の中にたくさんありますが、冷静に考えれば、焼肉屋さんはたくさんあるのにそんなにリスクを抱えて営業できるお店はそんなにたくさんあるわけはないのです。そう、嘘ってことがあるんですね。

そこで本当かどうかを見分けるポイントは、メニューが充実しているかということと、売り切れがでているかという点にあります。

 

一頭買いですから、通常あまり知られていない部位も売らなければなりません。特にホルモンなんかはマニアックになってくるので、種類の豊富さが明らかに差が出ます。

一方で、種類が豊富でも、一頭からとれる量は限られていますから、レギュラーメニューに載せるまではいかないかなというのがお店の本音でしょう。

そこで、ここを見分けるには、単にメニューを眺めるのではなく、メニューの中に売り切る工夫がされているものがあるかを探してください。

例えば、「ホルモン盛り合わせ(5種類)※内容はスタッフまで」といったようなものがこれにあたります。

このようなメニューがあれば、有名な部位に偏りがちなホルモンの注文に、マイナーな部位を抱き合わせて売ることができるので、お店のリスクを軽減することができるのです。

 

また、このようなメニューがあれば、未知の部位と遭遇することができるので、新しい発見のきっかけになるんですね。

ホルモン好きの方には是非おすすめします!

お店の人によっては、食感ごとにバランスを考えて提供してくださるので、一緒に行った人と好みが合わない場合でもやり過ごせたりします笑

 

長々と書いてきましたが、お店の話に戻りましょう。

一頭買いのメリットはなによりも鮮度にあるといえます。

そうです、生肉です。

一時期から提供されなくなってしまった生肉、ここでは食べられるんです!

 

ということで私もいただきました!

 

まずはタン刺し

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タンを生で食べるのは珍しいですね!

 

そしてなんといってもこれ

ウニ巻き牛刺し!

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生肉にウニをわさびと一緒に巻いて、甘めの醤油でいただきます。

ウニと生肉は濃厚で、わさびが程よくしつこさを消してくれるので全く飽きません。

よく薄いロースを炙った上にウニをのせたものを提供するお店がありますが、やっぱり生には敵いません。

 

焼きも種類が豊富で、特上ロースは絶品でした。

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ホルモンも、私の大好きなミノサンドが盛り合わせに入っていて大満足でした。

 

しいて言えばビールが麒麟だったらよかったのに...

 

まぁそれはさておき、本当に新鮮なお肉を手軽に楽しめるお店で最高でした。

皆さんも是非行ってみて下さい!

 

 

本日のお店はこちら

r.gnavi.co.jp

 

 

ではまた

※個人の感想です!